HERO’S CUP関東大会を控えた6年生の強豪との交流戦

11月30日(日)、HERO’S CUP関東大会を目前に控えたグリーンクラブラグビースクール6年生は、NEC我孫子グラウンドで行われた交流試合に参加しました。

少し肌寒い朝でしたが、子どもたちは遠征ならではの緊張とワクワクを胸に、元気に集合。

最初は緊張からかいつもより声かけが少ない場面もありましたが、ウォームアップのラックゲームでスイッチが入り、気合十分の良い雰囲気で試合に臨むことができました。

今回は、関東大会出場を決めている柏ラグビースクール、深谷ラグビースクール、そして強豪・しながわバンブーラグビースクールとの貴重な実戦機会です。


試合結果レポート

VS 柏ラグビースクール

〜 練習の成果が炸裂!後半に修正し快勝 〜

立ち上がりは柏の鋭い出足のディフェンスに苦しめられました。早いプレッシャーからミスが続きトライを奪われますが、中盤からは練習していたサインプレーが炸裂!連続攻撃からサイドへの素早い展開でトライを取り返し、攻撃のテンポが生まれました。

終盤は相手のオフロードパスに苦戦し、前半は【グリーン 10-15 柏】で折り返します。

メンバーチェンジした後半は、序盤から積極的な攻撃を展開。緊張がほぐれ「グリーンらしいラグビー」で相手のミスを誘い連続トライ!ディフェンスでもナイスタックルを連発し、相手にボールを持たせない展開を作れました。

  • 後半スコア:グリーン 15 – 0 柏

VS しながわバンブーラグビースクール

〜 スーパープレイも飛び出した激闘 〜

品川は予選で世田谷RSと互角に渡り合った強豪です。

試合はFWの縦への突破からBKの早い展開でグリーンが先制トライ!しかし直後に返され、一進一退の攻防へ。

そんな中、自陣からキックを使い、そのまま持ち込んでトライを奪うスーパープレイが飛び出します!終盤、こぼれ球を拾われての失点など惜しい場面もありましたが、手に汗握る熱戦となりました。

  • 結果:グリーン 15 – 20 品川

VS 深谷ラグビースクール

〜 チームの修正力と課題が見えた一戦 〜

全員が攻撃に参加し、左右に振る早い展開で先制トライ!チームの盛り上がりは最高潮に達しました。

しかし直後、ディフェンスの崩れから連続トライを許し、流れは深谷へ。ここで終わらないのが今のチーム。ウォーターブレイク後に立て続けに2トライを返してペースを取り戻しました。

最後は深谷の怒涛の攻撃を受けましたが、自分たちの強みと修正すべき課題が明確になった試合でした。

  • 結果:グリーン 15 – 30 深谷


総括:チームで戦う姿勢

今回の交流戦では、誰かのミスをすぐに仲間がカバーし、最後まで集中を切らさない姿が印象的でした。

攻守ともに**「チームで戦う姿勢」**が非常によく表れていました。

今回の遠征を通じて、新たに同じ目標に向かうラグビー仲間ができたこと、そして素晴らしいグラウンドで練習の成果を精一杯発揮できたことは、何よりの収穫です。

数週間後に迫った関東大会に向け、今回の気づきと反省を活かし、さらに“グリーンクラブらしい”ラグビーを磨いていきます。


【Column】絆をつなぐ「柏ハカ」

試合後、柏ラグビースクールの皆さんが**「柏ハカ」**を披露してくれました。

柏ハカ誕生のストーリー

柏市ラグビー協会と親交のあったオークランド在住のマオリ族の血を引くカール・ポキノさんが、以前コーチングで柏市を訪れました。その際、柏の子どもたちがNZの歴史や国歌を学んで歓迎したことに感銘を受け、帰国後に柏オリジナルのハカ**「NAU TE ROUROU KA ORA AI TE IWI(みんなの力を合わせて生きていこう)」**を制作・寄贈してくれたものが始まりだそうです。

ラグビーがつなぐ国境を超えた絆を感じる、素晴らしい時間をありがとうございました。


最後になりますが、遠征に同行・サポートいただいた保護者の皆さま、対戦チーム及び関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

これからも Enjoy! Rugby の気持ちを忘れず、仲間と共に成長していきます!


投稿者プロフィール

グリーンクラブ事務局