【夏合宿レポート 〜4年生、飛躍の夏〜】

今年も待ちに待った夏合宿の季節がやってきました。
家族としばし離れ、ラグビー漬けの4日間。子どもたちは、仲間とともにバスに乗り、約6時間の旅路を経て「虎の穴」(菅平)へと出発です!

<初日 午後 対 川越RS>

到着早々、ホームシックで泣き出す子もいましたが、仲間と一緒に過ごすうちにすぐ元気を取り戻しました。いよいよ、夏合宿のスタートです!

菅平合宿の大きな魅力は、他県のチームと試合ができること。普段は神奈川・東京のスクールとの対戦が中心ですが、この合宿では全国のチームと腕を競うことができます。

この夏、重点的に取り組んできた「しっかり体を当てるタックル」がどこまで通用するのか、期待が高まります。しかしこの日は、長旅の疲れもあってか集中力を欠き、力を発揮しきれず…惜しくも敗戦となりました。

まだまだ合宿は始まったばかり。切り替えていこう!

夜はコーチ陣が用意してくれた花火大会。涼しい山の夜風の中、みんなで楽しいひとときを過ごしました。

<2日目 午前 対 前橋RS>

この日も他県のスクールとの対戦が実現。昨夜の花火でしっかりリフレッシュできたおかげか、朝から気合い十分。
タックルが要所要所で決まり、前日の悔しさを晴らすかのような好ゲームとなりました。

やはり、気持ちの持ち方次第でプレーが大きく変わることを改めて実感しました。

<2日目 午後 対 八千代RS、市川RS>

ランチタイムに雷を伴う激しい豪雨。まさに「バケツをひっくり返したような」雨に、試合の開催が心配されました。

ランチをしっかり取って一休みし、試合会場に向かうと、空模様が再び不穏に…。
アプリで雨雲レーダーを確認すると、真っ赤な雨雲が接近中。みんなで「逸れてくれ〜!」と願ったその時、雷の音が「ゴロゴロ…」。

スクール間の取り決めで「雷が鳴ったら即中止」ということで、残念ながら午後の試合は中止となり、すぐに宿舎へ戻りました。
せっかくの機会なのにもったいないとは思いますが、子供達の安全が第一です。

ということで、夜に予定していたビデオを使ってのミーティングを昼間に実施。梶原HCによる課題をまとめた力作動画を見ながら、みんなで意見を出し合い、気持ちを一つにしました。

この日の夜は、みんなお待ちかねのバーベキュー!
仲間と一緒に食べるお肉は、やっぱり格別ですね。

<3日目 午前 対 ツクバリアンズ>

同じ宿舎に滞在していたツクバリアンズ。昨年は敗れているだけに、リベンジマッチです。

「この1年でどこまで成長できたか?」という問いに、子どもたちは気迫のこもったタックルで応え、2勝1敗の好成績を収めました。

観戦していたコーチや保護者の皆さんも感動の一戦。
試合後には、子どもたちが歓喜の雄叫びを上げる姿も見られました。

<3日目 午後 対 世田谷RS・新潟RS・愛西津島RS>

世田谷RSとはこれまでにも対戦経験がありますが、新潟RS、愛西津島RSとは初対戦。貴重な機会に子どもたちの士気も高まります。

しかし、午前中の勢いを持続できず、ミスも目立ち、悔しい結果に…。
安定したパフォーマンスを出し続けるのは、まだ少し先のようです。

とはいえ、コーチの檄や仲間の声かけによって徐々に流れが好転し、最終日へ向けて希望の持てる終わり方となりました。

この日のハイライトは、入部してまだ数ヶ月の選手が2トライの大活躍を見せたこと!
本人はもちろん、チームメイト、コーチ、ご父兄みんなが感動に包まれました。
また、午前中の試合で少し調子を落とした選手二人も、宿舎に帰ったら完全復活元気一杯で一安心。

<最終日 午前 対 杉並RS>

いよいよ夏合宿最終日。
「持てる力をすべて出し切れ!」の声に応えるように、子どもたちは最後まで体を張って戦いました。

大柄な相手にも怯むことなくぶつかっていき、ナイスゲームで締めくくり!

3泊4日の合宿を終え、久しぶりに子どもたちと対面した保護者の皆さんは、その頼もしさに目を細めていました。それだけ充実した濃密な時間を過ごせたという証でしょう。

そして、9月からはいよいよ県大会!
真剣勝負の中にも楽しさを忘れず、これからもラグビーを満喫していきましょう!

Enjoy Rugby!

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グリーンクラブ事務局