地獄(?)の夏合宿(4年生活動記録)

 7/26から29日に夏合宿を菅平で行いました。合宿では26日の午後、27日、28日の午前・午後、29日の午前と合計6回の練習をすることができます。グリーンクラブRSでは毎週日曜日の1回約2時間の練習なので、合宿では1か月半の練習量に相当します。更に4日間集中して行うことで、より効率的にスキルアップすることができる良い機会となります。練習をこなすだけでもスキルアップは可能ですが、選手達の意識レベルを上げるため、夏合宿のテーマを設定しました。それはずばり「タックル」と「コーリング」です。

タックルに関しては、止まっている相手にはだいぶできるようになってきました。しかし、動いている相手にタックルするのはやはり難しいです。タックルに必要なものは何でしょうか。いろいろな考え方はあると思いますが、「技術」「勇気」「責任感」だと思います。全速力で走っている相手に向かって、タックルに行く。これは恐怖が伴います。選手達は本能で危ないとわかるのです。実はこの怖いという気持ちは大切で、これを忘れると大怪我につながります。この怖いと思う気持ちを持ちつつ、それに打ち勝つ「勇気」と自分が絶対に止めるという「責任感」を持って、確かな「技術」を用いて相手を倒す、これがタックルです。「技術」は教えることができますが、「勇気」「責任感」は各選手に委ねられています。これは精神的な成長が求められます。

次に、コーリングは具体的にいうと名前を呼ぶということです。試合中は色々な声が飛び交っています。例えば「パス」というコーリングもその色々な声に埋もれてしまい、聞こえないことが多々あります。そこで、選手の名前を呼び注意喚起することにより、確実なコミュニケーションを確立することに取り組みました。

今年の合宿も大きなけがもなく乗り切ることができました。各選手もラグビーのスキルだけでなく、精神的にも成長することができました。合宿中に対戦して頂いた各チームの方々に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。また、選手の保護者の皆様は大切なご子息を4日間という長い期間お預け頂き誠にありがとうございました。我々グリーンクラブRSの活動にご理解とご協力誠にありがとうございます。今後もコーチ一丸となって各選手の成長に寄与していけるよう努めて参りますのでよろしくお願いします。

君達なら絶対できる!県大会に向けてがんばるぞ!

投稿者プロフィール

グリーンクラブ事務局