ヒーローズカップ関東大会2ndステージの挑戦

12月15日にヒーローズカップ関東大会2ndステージが開催されました。

関東地区1stステージを勝ち上がったグリーンクラブラグビースクールの小学6年ラガーマン・ラガールたちはあと2勝すると全国大会へ出場ができるという普段とは違う舞台に立つことになりました。緊張のあまりお腹が痛くなる選手もいれば、練習の合間の休憩時間に寝てしまう選手もいました。選手達は様々な感情を抱えながら、この特別な試合を迎えました。 

第1試合直前、緊張気味の選手たちを前に、ヘッドコーチは力強く語りかけました。「緊張しているのか。非現実的な雰囲気を楽しもうじゃないか。チームスローガンのBE BRAVE!グリーンを代表する6年生は勇敢に行こうじゃないか!」その言葉に選手たちは団結し、普段通りのプレーができ、見事に勝利を収めました。 

第2試合目、圧倒的なアウェイのスタンド。対戦相手の応援団が大声で叫び、スタジアム全体が揺れるような熱気に包まれていました。グリーンジュニアの先輩や練習休んで応援に来てくれた後輩達が力強い声援をくれました。保護者たちは、対戦相手に負けじと一生懸命声を出しその声援は、選手たちの心に直接届くかのようでした。そして試合を終えた他ラグビースクールの選手や1stステージで対戦した三鷹RFCさんホークスのキャプテンが応援に駆けつけてくれました。これは本当に驚くことで、ラグビーを通じた友情がそこには確かに存在していました。

その応援に応えたかったのですが、対戦相手のパワーとスピードに力及ばず敗れてしまいました。それでも、正々堂々とグリーンのラグビーをする姿、頑張る姿に観客は感動しました。グリーンの選手たちは素晴らしいプレーをたくさん見せてくれました。結果は残念でしたが、2ndステージに上がってくるチームはどこも強く、グリーンの選手は胸を張って良いと思います。

試合後、選手たちは肩を落とし、悔しさに涙を浮かべながらも、スタンドにいる保護者たちの元へ駆け寄りました。保護者たちは、そんな彼らを温かく迎え入れ、励ましの言葉をかけました。「よく頑張ったよ」と、保護者の一人が言いました。その言葉に、選手たちは少しだけ笑顔を取り戻した。選手とスタンドとの心は一つである事を認識しました。

対戦相手の江東RCキャプテンはアフターマッチファンクションでこう言いました。「グリーンさんの気持ちも背負って全国大会を戦ってくる。」その言葉は、選手たちの心に深く刻まれました。 また憧れの1つ上の先輩セイゴとコウシが近づいてきて、こう言いました。「点数ほどの差は無かった。みんな全然戦えてたよ。ちょっと修正すれば必ず勝てるよ。」その前向きな言葉に、選手たちは涙を流しながらも、次の試合やジュニアでもラグビーを続けてもっと上手くなると決意を新たにしてくれました。選手らの心には、ラグビーを通じて得た友情と絆が深く刻まれていました。

残り少なくなったミニラグビーを全力で楽しみましょう。

BE BRAVE!

大会後にヒーローズカップ副実行委員長、元日本代表68cap菊谷さんと

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グリーンクラブ事務局
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