グリーンジュニア3年生のラストゲームに刻む:闘って、泣いて、未来へ
ユウゴ組ラストゲームを終えて3年生の涙と成長をコーチが綴る
2025年10月5日、県大会最終戦が横須賀の大津公園で行われた。
勝っても負けても中学3年生にとっては、中学(ジュニア)の公式最終戦。
試合前エンジンを組み、3年生に
「勝ち負けはどうでもいい。3年生全員で責任を果たし合え。後輩にグリーンのスタンダードを示せ。迷惑を掛けてきた親に感謝し、いいプレーを見せろ。コーチに成長した姿を見せてくれ。」
と、コーチとして最後に気合を入れ試合開始。
取られたトライは単純なミスやつまらないものが多くもったいなかったが、それ以上に春対戦した時にやられた所はしっかり修正できてたし、みんなで熱く直向きにタックルへ行きフォローしあう姿を見せてくれた。
結果は5点差での敗戦ではあったが、コーチとしては勿論悔しさはあるものの、それ以上に成長した姿を見せてくれたことが嬉しかった。
試合後、目を赤くしていた3年生、これでラグビーが終わるわけじゃない。ラグビー人生の通過点。
この本気でやって味わう悔しさは、この経験を糧に高校ラグビーで活かせ。
泣いていた後輩たち、3年生とのラストゲームを勝たせたかった、一緒に勝ちたかったという気持ちを忘れるな。
まだまだ甘い部分があるからラグビーに対する姿勢、普段の生活態度を考えろ。
最後にグリーンジュニア発足2年目、3年生とは去年の4月から1年半の付き合いだったが、最初は目も合っているか分からない、話を聞いているか理解しているかも分からない、そもそもラグビーに対しての気持ちは?といった感じの選手がいた。
しかしながら今では、話していると食い付いてくる目、仲間と一緒に本気で闘いに行く姿、体格は勿論精神的にもこんなに成長したと実感出来る3年生に感動をもらった。
本当にありがとう!
これからは指導者としてではなく、応援者として試合観戦や追っかけが楽しみである。
時間があればグリーンに戻って来て、後輩に想いを繋いで欲しい。
3年生全員の、今後の幸多き人生を祈念している。
ジュニアヘッドコーチ 真田鎮彰

投稿者プロフィール
最新の投稿
活動記録2025年10月8日グリーンジュニア3年生のラストゲームに刻む:闘って、泣いて、未来へ
活動記録2025年10月7日練習の成果が炸裂!リコーブラックラムズ交流戦の熱い一日
活動記録2025年10月6日天然芝でトライ!リコーブラックラムズ幼児チームの交流戦奮闘記
活動記録2025年9月30日パスと笑顔で未来のトライ!幼児ラグビーの楽しい一日に密着