「Judgement(判断)」のすすめ

今週は4年生が活動記録担当です。春季交流大会も終わり、色々と課題が見つかりました。これから課題を是正し、良いところは伸ばして県大会に臨めたらよいと思います。

さて、今回は「Judgement(判断)」について考えました。常日頃よりグリーンクラブRSのモットーである「Enjoy Rugby」とは、どうすれば達成できるのかを模索しております。何をもって「Enjoy Rugby」かは選手それぞれであると思います。体をあてるコンタクトプレーが好きな選手、Runで相手をかわすことが好きな選手、Passで味方を生かすのが好きな選手、多種多様な「楽しみ方」があります。多くの場合、この「楽しみ方」は選手の得意なプレーとなっていて、うまくいったりいかなっかりで一喜一憂しています。つまり、うまくいく確立を上げることが、ラグビーを楽しいと思うことにつながるということです。

それでは、どうしたらこの確率を上げることができるのでしょうか。これは冒頭にお伝えしたより良い「Judgement(判断)」を行うことにより達成されると思います。最適な時期に最適なプレーを選択することが良い「Judgement(判断)」です。それでは、より良い判断はどうしたらできるのでしょうか。より多くの情報を収集しその情報を取捨選択し判断することです。とは言うものの、言うが易し行うが難しですよね。春季交流大会や春の交流戦等で、多くの選手がボールが自分のところに来てから、「判断」していることがわかりました。その場合、「判断」するための情報収集がほとんど行われていないということです。4年生の今の段階での一つの解決策としては素早くpositioningをして情報収集する時間を確保することです。

(ポイントからポジショニングを素早くしてからの3対2)

ラグビーは「判断」の連続です。プレーが途切れるまで「判断」をしています。この1つ1つの「判断」の精度を上げて成功体験を積み重ねることが、ラグビーを楽しむことにつながるのではないでしょうか。

春季交流大会で次のような場面がありました。自陣のインゴール付近でのマイボールのスクラム時、スタンドオフの選手が陣地回復のためキックをしようとしました。キックオフサイドにならないようスクラムハーフ経由でフォワードの選手にキックが伝えられました。サインがあるわけでもなく、相手選手にも筒抜けでした。スクラムからボールが出てスタンドオフの選手にボールがわたると、相手ディフェンスがアップしてこないのを見て、RUNにプレーを変えました。見事、相手インゴールまで走りきりトライしました。「判断」を図示しますと以下のようになります。

●判断<キック>情報:自陣深く攻められている、相手Wingが上がっている(1列にディフェンスに並んでいる)

  

●判断<RUN>   情報:相手のディフェンスがアップしてこない、相手フォワードのブレイクが遅い

上記は一度した「判断」を、情報収集を続けた結果、より良い「判断」に変更した良い例です。試合後、この選手にどうしてキックからRUNに変えたのか聞いたら上記のような解答を得ました。

 今回は「Judgement(判断)」についてお話させて頂きました。ラグビーをやっていると、この判断を連続で、時には瞬時に何度も行います。ラグビーにおいてだけでなく日常生活の色々な場面で役に立つと思います。より良い判断をして、自分の強みをどんどん出しラグビーを楽しんでいきましょう。

(とても広い日体大建志台キャンパスラグビー場ですが、暑さ対策で日陰で練習しました)